世界を席巻する企業NVIDIA

CPUの性能はPCの計算処理速度に影響を与え、GPUの性能はPCの映像処理速度に影響を与えるということは先の記事で述べさせて頂きました。

では現代社会で最先端のCPUとGPUを作っている企業はどこなのでしょうか?

CPUに関しては非常に注目されている企業があります。その企業とはARM(アーム社)といい、実は日本のソフトバンクが2016年に買収しております。しかし2020年、NVIDIAという企業がこのARM(アーム社)をソフトバンクから買収することになりました。

実はこのNVIDIAという企業は世界トップレベルのGPUのメーカーなのです。
私は2018年にシリコンバレーにてこのNVIDIA社を訪れており、AIとGPUの関係性についての説明を受けてきました。

近年注目されているAI、機会学習においては大量のデータを収集し、それを演算して最終的にアルゴリズムを作り出します。その膨大なデータ、特に映像を処理するときはGPUが必要になるのです。

GPUのトップの会社であるNVIDIAがARMを買収したことで、NVIDIAは世界トップのCPUとGPUの両方を持つ企業になりました。当時は社内中のあらゆるものが三角形をモチーフに作られている変わった企業だな、、という程度の印象でしたが、株価を含めわずか2年半でここまで成長するとは思いもよらなかったです。

パソコンにはCPUとGPUが絶対に入っているので、その両方でトップになっているのはとてつもなく凄いことです。

今は日本ではあまり馴染みのないNVIDIAですが、今後の成長から目を離せそうにありません。

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